自己プロデュースしていこう
自営業は自分で様々な要素を満たしていき、仕事をすることになります。会社員として働く場合と大きく異なるのは、働く時間や休む時間まで自分で決めることになるという点です。年中無休としたらそれこそ息つく暇なく動くことができますし、年の半分を労働と定めたのなら後は働かないということも可能です。収入は時間当たりではなくどのような仕事が出来たのかにかかってくるので、大きな実入りのいい仕事が出来ればそれに比例して収入も大きくなります。つまり、勤勉さだけではなく、技能やどのようなことができると相手に見せることができるかというプレゼン能力も結果として求められることになるのです。
方針を決めてしっかりとやることが大事
何らかの経歴があるのならその伝手やコネを活用して仕事を始めることもできますし、フリーランス用のサイトなどで仕事を募集したり応募する、店舗なら構えるだけでも始められます。自営業をする場合には開業届を出したうえで帳簿を付けることになりますから、そこは忘れずに手続きをすることが大切です。
商品やサービスを売る際に値付けをすることになりますが、それをどのくらいの品質と数量で売るのかなどの計画も行う必要があります。こだわりの品なら時間や手間をかけるので単価が高くなりますし、適切な程度を調節すれば数をさばきやすくなります。逆に価格に対して過剰な品質は単価が下がってしまいますし、それを良しとする顧客からは良い報酬を得られません。この加減を見極めながら進めていかなければなりませんし、ライバルは企業ということもよくあることなので目的に合わせて事業を設計できることが重要です。
自分で店を持ちたい人の強い味方がフランチャイズです。看板やノウハウをそのまま利用できるので、少ない知識や資金でも始めることができます。